
鹿児島研修会議
生産者さんと直接お会いしてお話をうかがったり、生産されている周辺の環境を目にしていく事は重要です。
お酒の特長をお客さまにお伝えするときにも、それらの情報があるのとないのとでは大違い。
それが、新型コロナウイルスの影響で、なかなか生産者さんとお会いする機会がない期間が続きました。
お酒業界も大きな影響を被りましたが、ようやくコロナ後の世の中が動き始めたという空気を感じています。
そんな中、以前からお世話になっている同業者の方からのお誘いで、約4年ぶりに鹿児島へ訪問する機会をいただきました。
鹿児島の現状を少しでも皆さまにお伝えできればと思います。
今回の日程は2022年4月17日から4月18日までの一泊二日で蔵元を2軒訪問しました。
2軒とも商品の取り扱いはあるものの、蔵への訪問は今回が初めてでした。

田崎酒造さま
社長さまと杜氏にご対応いただきました。
焼酎ブームの時に蔵の設備を増設したものの、ブームが落ち着いた今となってはフル稼働には至らず活用できていないとの現状を聞くこともできました。
ただ、暗い話ばかりではありません。
杜氏自らの「焼酎造りへの新たなる挑戦!」の熱き想いをしっかりと聞かせていただきました。
新しい方向性を見極め、挑戦を続けている杜氏の姿に心を揺さぶられるものがありました!
現時点で試作中の商品があり、まだ決まっていない「ネーミング」「価格」について自分の意見も聞いていただけた事と、すでに商品化されている限定流通商品の取引を開始可能にしていただけた事が大きな収穫です。


軸屋(じくや)酒造さま
蔵元代表及び杜氏の肩書をお持ちの4代目・軸屋麻衣子氏と営業担当者さまにご対応いただきました。
小さな蔵元ですが、2年前に創業110周年を迎えた歴史ある蔵元です。
過去には《美味しんぼ》95巻に紹介された経緯もあり、品薄の人気商品もあります。
設備も新しく、洗練された焼酎造りが伺えました。



地元での食事とお酒
今回一日目の夜に地元の居酒屋にて、郷土料理に合わせた焼酎をいただきながら、普段から地元で流通している焼酎のタイプや昨今の焼酎の消費傾向等、地元ならではの声を聞く事ができ、勉強になりました。
生で食べる新鮮な鶏肉料理とコク深い芋焼酎との相性は格別でした。
今後も機会のある限り生産地に足を運び、どんな想いで、どんな環境で酒造りに取り組んでいらっしゃるのか、生の声を聞いていきます。
そんな想いを皆さんにお伝えしながら、お酒の楽しさを感じていただければと思います。

